2008年5月20日火曜日

Jシリーズ仙台レポ

やってきました仙台。去年は直前で体調を崩してしまいまともに走れず悔しい思いをしたので今年はリベンジだ。土曜日午前中に仙台市内に到着すると恒例の「観音のジャスコ」でお買い物。会場に向かう道中に凄い通り雨に会う。また今週も泥なのか?不安がよぎる。会場についても天気は降ったり止んだりだったが試走をはじめる頃には回復傾向にあった。試走を始めると案の定ぬるぬるだ。今回もタイヤは「サウザーウィンド」を装着。カタログ記載のオールラウンド性能に賭けたが泥の深いところでは超危険。タイヤが回っているのにバイクが斜めに進みありえない動きをする。しかしルール違反な登りの軽さと明日の天気は晴れなのを信じてタイヤチェンジ無しで行く。まあどうにかなるでしょ。
当日は朝から晴れ。しかも涼しい風が吹き路面はどんどん乾いていく。エキスパート選手のフィードをしてから1400のスタートを待つ。
定刻1400スタート。相変わらずの速さで一瞬でも気を抜くと一気に抜かれる緊張感。それでも必死についていき50位ちょいのポジションに落ち着く。ここからは実力伯仲の選手同士での我慢比べ。とにかく前との差を詰め、隙あらば抜き、抜かれても少しでもついていくことを繰り返す。このレースでの最初の戦いはミノールとのバトルだった。エキパ時代から同じような位置で走ることが多かったが最終的にはやられることが多い登りに強い選手だ。しかし今回はシングルで離されて登りで追いつく逆の展開。何度か繰り返すが、2周目に入るところで92が引き離し決着をつけた。その勢いでフォルツァの光山選手に追いつく。彼はエリート同期だが、先シーズンのランキングで大きく離された。後ろについて様子を見ると、ダンシングを多用する、スピード変化はあまり無い一定ペースタイプの選手の様。幅広&高めのハンドルで見た目道理の走りだ。そして追い越しを掛けるとペースを上げてくる。ここら辺は彼らの店長さんに似ているかな?別にラインを変えて邪魔をしてくるわけではないのでこれも戦い方の一つだろう。92もバカじゃないので習性を利用してちくちく追い抜き攻撃(前に出るまでは踏まない)した後、ジープロードの長い登りで踏んで数秒ほどの差をつける。その後のドロップオフで「グシャ」っという音を聞き彼の姿はもう見なくなった。このバトルの中で佐藤あきら君を抜く。数年前はかなりいい所を走っていたイケメンライダーだ。この頃になると乗れてきたのかシングルが楽しくてしょうがなかった。軽いタイヤでひらひら下り、危ない場面でも結構安定している。昨日の超危険タイヤと同じとは思えないほど調子が良かった。タイヤが細い為かアウタートップが回りきる林道下りは唯一不利を感じたセクション。佐藤君に凄い勢いで追いつかれた。92も意地で着いていき、前の選手と合流することができた。そしてジープロードの登りで踏み二人を置き去りにした。次のバトルは箱館でやられたスドーマンが追いついてきた。登りで追いつかれ、得意のダンシングで揺さぶられるが92も必死に着いていく。オフィシャルフィードのまえで登ってきた勢いのままスドーマンを追い抜きシングルに突入。下りきったときには引き離していた。後は80%で切られそうだったのでそのままゴールを目指す。予想通り切られ42位、-1LAPで終了となった。
エリートの試合が2試合終わったが、今期は低いレベルながらもレースが出来ている。先シーズンはまずスタートの速さで無理をしてしまい後が続かない状態だったので進歩はしているようだ。沢山の友人たちに囲まれて切磋琢磨出来る環境に感謝したい。
今週末は五輪選考会。現実的には代表なんて夢のような話だが、みんなが本気で走る中で自分の本気を試したい。

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